北鎌倉自然布展関連イベント、今回は静岡県島田市で葛布の織元をされている
大井川葛布の村井龍彦氏を講師に招いてのものでした。
午前中は葛布の糸作りについてのワークショップ
糸の元となる「葛苧」(くずお)を繋いで糸にしていく体験で、
他の自然布とは違い、繊維を結んで糸にする「葛布結び」に皆さま悪戦苦闘しておられました。
また大井川葛布所蔵の自然布資料の解説も、江戸期の裃や道中合羽に触れながら、
葛布の質感や光沢を体感するものでした。
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午後はプロジェクターを用いてのレクチャー
葛布がどの様な植物から作られ、どんな性能があるのか。
さらには自然布は本来的には身を守るものであり、一種の薬でもあったこと、
人が生きていく上で必要不可欠なものであることを熱く語られました。
村井氏所蔵の自然布角帯コレクションで、それぞれの自然布の基本性能を触り比べる体験もいたしました。
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今回は定員一杯のお申込みを超える反響を頂き、非常に嬉しく思っております。
次回は9/14㈯の自然布座談会、9/21㈰のシナ布WS/ レクチャーがございます。
前者の座談会は、自然布コレクター・安間信裕、大井川葛布・村井龍彦、自然布研究家・宵衣堂 小野健太
による三者対談です、こちらもご期待下さい
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