ありがたいことに、某研究施設からの打診で、自然布の科学的分析に参加してきました
これまでは作り手の感覚で語られてきた分野ですが、数値化・分析により科学的なアプローチが可能となります
昨年からは沖縄科学技術大学院大学が中心となったOIST(Okinawa Traditional Textile Crab)
で芭蕉布研究が始まり、その機運が高まりつつあるように感じます
単に伝統だからと手仕事を残すのではなくて、きちんとデータを積み上げエビデンスを得ること
それが客観的な評価に繋がり、これからのモノづくりに生きていくとでしょう
さらには既に絶えてしまった資料復元などに繋がると期待しています
まずは自然布の基礎データをしっかりと構築するところからですが、どんな分析結果となるか非常に楽しみです
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