2020/04/10 【 資料紹介 芭蕉陣羽織 】 当初は苧麻製と思われていた陣羽織 見返しには絹の紋織が使われ、全体の形状や肩章の特長から 幕末頃に作られたものと推定されます とある展示会のための調査の際に、同系統のものが見つかり 本資料が「生引きの芭蕉布」であることが判明しました。 現在の芭蕉布の製法は、木灰による灰汁煮き(アルカリ処理)により 線維化をしますが、生引きは加熱せずに直接繊維を取り出すことが特長 苧麻と同系統の技法ですが、現在の芭蕉布づくりにおいて殆ど作られていない作り方です tagPlaceholderカテゴリ: コメントをお書きください コメント: 0
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