目録出版を志したのは、思いもしないめぐり合わせと
自身が必要に迫られてのことでした
時は一昨年の春先に遡ります
師匠筋からまとまった数の「染織α」を譲り受け、
読み込んでいるうちに、自身の専門である自然布を始めとして、
染織に関する貴重な情報が掲載されていることに、非常に驚きました
まずは手控えとして、自身に関連分野のリストアップを始めたのですが
その数が膨大となり埒が明かず、同然目録や索引の類があるだろうと
思い調べたところ、そうしたものがないことに驚き
また、国会図書館のデータベースでさえ検索できる記事はごく僅かで、
現状では「季刊 染織と生活」「月刊 染織α」「染織情報α」の三誌を
網羅して記事を引くことが出来ない事に衝撃を受けました
今読み返しても、驚くほど貴重な情報が掲載されているにも関わらず
記事検索の手段がないために死蔵され、埋もれるに任せている現状に
ただただ勿体ないとの思いを強くし、半ば義憤に駆られて出版を決意したのです
-
実は、染織αのご寄贈を頂いた方こそ大井川葛布の村井親方であり
目録編纂を志すきっかけとなった御仁なのです!
そんな親方を司会役として、編者である宵衣堂の小野健太と
染織と生活社・佐藤編集長と「染織α」がどの様に作られてきたのか
その舞台裏についても伺っていけたらと思っています
雑誌の制作側のお話が聞ける、またとない機会ですよ
まだ空席はございますので、皆さまのお申込みをお待ちしております
イベントページはこちらからどうぞ!
コメントをお書きください