学生さんや若い作り手にとっては馴染みが薄いかもしれませんが
染織関係者にとってはバイブルとも言うような雑誌でした
「月刊 染織α」は、1981年に染織と生活社から発刊された染織専門誌
遡ること1973年に染織と生活社の創設とともに
「季刊 染織と生活」として発刊され、当初は3ヶ月ごとの季刊誌でした。
81年に月刊誌化され「染織α」に、そして2008年には冊子形式の
「染織情報α」へと形を変え、一昨年の2020年まで続いた一連の雑誌となります
約半世紀に渡って発行され続けてきた雑誌は、別冊含め、なんと490冊!
掲載されている記事も、非常に多岐に渡るもので
草木染・友禅・型染めなどの染色、手織り・織技法など
国内の伝統染織のみならず、世界の民俗染織、各種の素材や繊維、
機や紡織、服飾・被服、民芸・工芸分野、
果ては繊維・紙造形などのアート分野に至るまで、
染織を中心としたあらゆる記事が掲載されていました
今回の染織史講座では、そんな「染織α」がどれほどの価値を有していたのか
寄稿者や当時の社会情勢を含めて解説、その全容を明らかにしていきます
お申し込みは大井川葛布の専用ページからどうぞ!
皆さまのご参加をお待ちしております
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