約一年半に渡って開催される本講座ですが、
その一回目の講座を無事に終了することが出来ました!
1-2回は「染織と環境問題」というテーマのもと、
日本人の環境意識がどう変化していったのか、
「染織α」掲載記事から読み解くという趣旨の講義となり、
初回となる今回は、1960年代の公害問題から
環境問題に注目が集まる90年代への変化について解説して参りました
-
その中で、民芸運動とその派生である”民芸ブーム”についても
解説をしたのですが、環境問題を中心に据えた講義の中で
民芸を取り上げた理由が少々分かりにくいものであったかと思います
ただ、これは「染織α 主要記事目録」の編纂中の気づきを反映したもので
膨大な掲載記事に接するうち、現代の手仕事を考える上で
この2つは欠くことの出来ないものなのだ、と思い至ったためです
現代の染織の特徴を把握するためには、どのような変遷があって
今の私達の世界に通じるのか、その過程をお伝えしたいと思いました
過去を知り、現在の立ち位置を把握することで、
これからの時代を生きるヒントを是非お伝えしていきたいです
-
次回は10/28㈮の開催です、どうぞふるってご参加下さい
なお今回の講義はアーカイブ化され、後日の視聴も可能となります
詳細は追って「染織史講座」専用サイトで
お知らせいたしますので、どうぞ御覧ください
コメントをお書きください