宵衣堂染織史講座③無事に終了しました!

前回の「染織と環境問題」に続くテーマは、「衣服の主要素材の変化」

日頃意識しづらい、衣服の素材がどう変化していったのかを辿るものとなっています

 

葛・藤・シナなどの自然布を自給していた時代から

木綿の普及に伴って社会がどのように変わっていったのか、

 

また明治時代の紡績糸の普及から、手紡ぎ・手織りの文化が

消滅していく様子を解説して参りました

 

素材の変化と工業化は表裏一体であり、紡績糸の登場は近代へと

導く大きな嚆矢となるものだとお伝え出来たかと思います

 

 

「温故知新」という言葉が示すように、

今現在起きている様々な問題について、過去を知ることで

その有り様を捉える事が出来るのだと感じています

 

ひとに一番身近な「衣服の素材」から、今について考えてみませんか?