染織史講座「衣・食・住の激変」 (後編) 無事に終了いたしました!
6回目となる今回は「食・住まい」の激変」がテーマ
戦後日本には目まぐるしいほどの変化が起きていましたが
その全体像を把握するのは非常に困難、
そこで、いわば「戦後の普通の生活」を定点観測した作品
ともいうべき「サザエさん」を取り上げ
事件・世相から、衣食住、家電・暖房・水回り・交通手段など
多方面からその変化を読み解き、くわしい解説を行って参りました
また敗戦の混乱期から高度経済成長へと繋がる、1940~ 60年代の
映画を複数本とりあげ、当時の人々はどんな生活をしていたのか、
描写や話題、住宅の間取りなどから、その変遷をたどり
歴史・民俗学、戦後経済史・社会問題などの視点から
「食・住まい」について、その激変のさまをお伝えして参りました
聴講された皆さまご自身の経験とはまた別の視点で、
戦後の激変ぶりを俯瞰視で把握することに繋がったことかと思います
講義に熱が入るあまり、予定時間を大幅に超過してしまいましたが
なぜ私たちはこんな世界に生きているのか?
その理解に繋がる講義となりましたら冥利に尽きるというものです
次回は趣向を変えた技法編
「作り手のための「情報の入手と活用の仕方」と称して
モノづくりに携わる方々が、必要とする情報・資料をどうやって探すのか
基本となるツールや手順などについて解説します!
8/18開講となりますので、どうぞ振るってご参加下さい
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