染織史講座⑦ 無事に終了しました!

これまでの講義とは打って変わって、今回は技法編

「作り手のための「情報の入手と活用の仕方」」と銘を打ち

作品制作に必要な情報活用について講義を行いました

 

 

このようなテーマを思いついたのは

「染織α 主要記事目録」出版での気付きによるものです

 

約半世紀・490冊に渡って発行されてきた「染織α」ですが

書籍とは違い「雑誌」という形態のため、記事を”引く手段”がないため

貴重な記事が死蔵されるに任せる状態でした

 

掲載されている貴重な情報を、ぜひとも自身のモノづくりに活かして欲しい

そんな想いで「染織α 主要記事目録」を出版したのですが、

思っていた程には真意が伝わっていないことを、もどかしく感じておりました

 

 

そこで今回は、モノづくりのために、情報をどう入手して活用するか

その一連の流れをレクチャーしてみよう!、と講義に仕立ててみました

 

「情報」とはどんなもので、どの様な手順を経て蓄積されていくのか

紙・デジタルの得手不得手、図書館で目的の資料をどう探していくのか

染織関係者にとっての基礎資料・検索サイトの紹介

集めた資料をどう整理・加工して、自身の作品制作に活かすのか

 

私がこれまで試行錯誤の上に組み上げた方法論を大公開!

本が苦手、という方にもご活用頂けるように

ポイントを押さえて講義を進めてまいりました

 

皆さまの学びのお役に立てたのなら、冥利に尽きるというものです