📎 -大地をまとう- 自然布Zoomレクチャー① 木綿 📎
2/20(木) 開講となります‼️
「自然布」とは、”植物から作られる手仕事の布”を指すものですが
かつては、大麻や苧麻、葛・藤・しな・芭蕉など、多様な植物をもとに
その土地ごとの地域性をもった布づくりが行われていました
自然布は単なる布ではなくて、人のとなみの中で作り
使われ続けてきたもの。要は、その土地の風土に根ざした織物であり
人と自然のをつなぐ象徴的な存在でもあるのです
そして様々な素材・技法・用途など、布ごとに個性が備わっており
自然布の全体像を把握するのは非常に困難。そこで本・自然布レクチャーでは
共通項・要素ごとに整理してわかりやすく解説、その魅力をお伝えしてまいります
第一回目となる今回は、「木綿」がテーマ
一番身近な素材であり、身のまわりに木綿の衣料があふれていながら、
実際の手紡ぎ・手織りを体験したことのない方が大半でしょう
工業製品としての木綿と、手仕事の木綿
同じ素材から作られた布のはずなのに、非常にとおい印象をうけます
手紡ぎ・手織りの木綿の風合いは、なぜあんなにも柔らかく、温かいのか
反対に工業製品の木綿は、なぜあんなにも均質で安価なのか
いつかの時代に、手仕事から工業な衣服へと移り変わっていった訳ですが
木綿という素材を見つめることは、ひるがえって
わたしたちの衣服について考えること、でもあるのです
木綿という素材を軸に、その特徴や魅力を解き明かしていきます
また、前・染織史講座でご講評を頂いた資料解説のコーナーを拡充
宵衣堂コレクションの中から木綿関連の資料を生解説していきます
どうぞ奮ってご参加下さい
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