📎 -大地をまとう- 自然布Zoomレクチャー② 大麻 📎
4/18(木) 開講となります‼️
「自然布」とは、”植物から作られる手仕事の布” を指すものですが
かつては大麻や苧麻、葛・藤・しな・芭蕉など、多様な植物をもとに、
その土地ごとの地域性や特徴をもった布づくりが行われていました
それは単なる布ではなく、人のとなみの中で作り・使われ続けてきたもの
要は、その土地の風土に根ざした織物であり、人と自然をつなぐ
象徴的な存在でもあるのです
ただ、それらは様々な素材・技法・用途、布ごとに違った個性を
有していて、自然布の全体像を把握するのは非常に困難
そこで本自然布レクチャーでは、共通項・要素ごとに整理して
わかりやすく解説、その魅力をお伝えしてまいります
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2回目となる今回は、「大麻」がテーマ
大麻と聞くと、薬物としてのイメージが先行してしまいがちですが、
かつては基本的な衣料として、また日々の生活を支える素材として
不可欠な存在でした
現在でも栃木県を中心に繊維素材である精麻(せいま)が生産され続けています
大麻が農作物であることに驚かれる方も多いかもしれません
今回は” 衣料としての大麻布” に焦点をあて、民俗資料・絵画資料を活用しながら、
その多岐にわたる利用や使用例など、地域色のある麻づくり、糸・布作りをご紹介
また一大産地である野州麻の歴史を紐解き、戦前において重要な繊維素材であったものが
なぜ私たちにとって縁遠いものになってしまったのかも解説していきます
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大好評の”宵衣堂コレクション解説コーナー”では庶民の日常着から儀礼用まで、
多様な大麻資料をライブ解説していきます
特に青森の工芸品として知られる
「こぎん」の実物資料は必見ですよ、どうぞ奮ってご参加下さい
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