📎 -大地をまとう- 自然布Zoomレクチャー⑤ 芭蕉 📎
10/17(木) 開講となります‼️
「自然布」とは、”植物から作られる手仕事の布” を指す言葉ですが
かつては多様な植物をもとに、その土地ごとの地域性や
特徴をもった布づくりが行われていました
それは単なる布ではなくて、
人のとなみの中で作り・使われ続けてきたもの
要は、その土地の風土に根ざした織物であり、
人と自然のをつなぐ象徴的な存在でもあるのです
本レクチャーでは、大麻や苧麻、葛・藤・芭蕉など
様々な素材をもとに作られる、自然布ごとの個性を
共通項・要素ごとに整理してわかりやすく解説、
バックグラウンドやその魅力をお伝えしていきます
-
これまでの講義では
自然布の基本となる3つの素材「木綿・大麻・苧麻」
それに「絹(織物)」についてお話してきましたが、
5回目となる今回は、いよいよ「芭蕉」がテーマ!
沖縄を代表する織物であり、自然布の中でいちばんの
知名度をほこる織物といっても過言ではないでしょう
現在では高級着物として知られる芭蕉布ですが、
かつては庶民から王族まで、階級を問わずに用いられ
沖縄の基本的な衣料として着用されていました
それは、ちょうど本土においての大麻布と同じように
彼らの生活にとって不可欠な素材であったのです
-
今回の講義では
〈芭蕉布の技法・琉球染織〉という視点から解説
芭蕉という素材にはじまり、布づくり・歴史的背景のみならず、
絣や交織・型染めなど、芭蕉布の多様な技法について、
また、もう少し視野を広げて「琉球染織」という視点で
沖縄の代表的な素材・技法についての解説をしてまいります
芭蕉布や宮古上布・花織・紅型など、
宵衣度コレクションによる貴重な実物資料の解説は必見ですよ
芭蕉布のみならず、沖縄の染織について総合的に学べる講座と
なっておりますので、ぜひ奮ってご参加下さい
お申し込み・詳細はこちらから
コメントをお書きください