📎 -大地をまとう- 自然布Zoomレクチャー⑦ しな布 📎
2/20(木) 開講となります‼️
シリーズ講義もいよいよ後半戦、次は「しな布」がテーマ
前回の太布に続いて「樹皮から作られる布」の一つであり、
着物のしな帯をイメージする方も多いでしょう
また60年代から70年代にかけての”民芸ブーム”の影響もあり、
バックや袋物、帽子・小物入れなどが盛んに作られてきたため
ある意味で目にする機会が一番多い自然布かもしれません
しかし、「しな布」という布や素材を探っていくと、
かつての日本人の暮らしや、山での自給自足の姿が浮かび上がってきます
それは単なる布ではなく、日々の生活を支えてきた重要な「道具」であり
シナを始めとした多様な樹皮の利用がありました
樹木から皮を剥いで繊維を取り出し
”績む”ことで糸をつくり、布を織り上げますが
その一方で、”綯う”ことで縄や綱などを作ったり
”編む・組む”ことでザルやカゴ、蓑・笠・箕など
日々の生活に必要な品々を作り出してきたのです。
今回の講義では、織物や布の解説にとどまらず
多様な側面からしな布と樹皮を解説
〈山の暮らしと しな布〉
〈しな布に関わる基本概念〉
〈記録の中のしなと樹皮〉
3つのテーマをもとに、その魅力を読み解いていきます
どうぞ振るってご参加下さい
コメントをお書きください